スクウェルがお薦めする「ウィルス不活化装置」V-VALIAのご紹介

この度、スクウェル事務局(株式会社インターテクスト)は、イオンクラスター技術によってウィルスを不活化、また浮遊カビ菌、ホルムアルデヒド、PM2.5の除去に有効で、空気を清潔に保つことに貢献する「ウィルス不活化装置」V-VALIAの販売を開始いたしました。

 これまでスクウェル事務局では、学校における子どものウェルネスを追求し、手洗い推奨をはじめ、感染症についての啓発情報の発信に努めてまいりました。その信頼基盤の上に、科学的なエビデンスを備えた優れた商品を、学校をはじめとしてそれらを必要とする施設にご提供したく存じます。

 新型コロナウィルスによる不安は、多くの学校、団体、企業や個人を苦しめています。スクウェル事務局ではこれらの方々の不安を少しでも取り除き、健康で安心な生活を送れるように、引き続き尽力してまいります。

 こんな方々のために



「子供のころかかったはず」の風疹抗体が消える謎

理解してから接種する−−「ワクチン」の本当の意味と効果【6】
 「風疹に感染したことがある」という人の抗体検査をしてみると、抗体がないということがときどきあります。なぜなのでしょう。「(「子供のころに風疹に感染した」と言っている)あなたのお母さんが勘違いをしているんじゃないの?」なんて失礼なことは言えません。実は、私の“勘”ですが、こういうケースでは「お母さんの勘違い」ではなく、本当に医師が風疹であると「診断」し、そう患者さんや家族に伝えているケースが多いと思います。

Screenshot

毎日新聞

「子供のころかかったはず」の風疹抗体が消える謎

風疹の“誤診”例(1) 実際は他の病気である可能性

 つまり、医師が「誤診」している可能性です。多くの場合、現在の大人が子供のころの風疹感染の話をしているのですから、数十年前のことです。現在と比べて当時は検査技術がそれほど発達していませんでしたし、医師の診断の手法、姿勢も違いました。何でもかんでも検査に頼る現代の医師と異なり、昔の医師は視診(目で見える症状で判断すること)だけで診断をつけていました。今でも検査をせず、問診と視診だけで風疹の診断をつける(これを「臨床診断」と呼びます)医師もいるはずです。実際、医師が風疹を診断したときに地域の保健所に提出しなければならない「届出用紙」には(1)検査診断例、(2)臨床診断例のどちらかに〇をつけなければなりません。検査をして診断をつけた場合は(1)に〇をつけ、検査をせずに診断をつければ(2)に〇をします。つまり、問診、視診による診断は今でも何ら間違った診断法ではありません。
 しかし、風疹はいかなるケースも視診と問診だけで診断がつけられるのかというとそう簡単な話ではありません。典型的な症例であれば診断は比較的容易ですが、なかには伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、猩紅(しょうこう)熱、突発性発疹といった感染症や、川崎病、薬疹、全身性の湿疹やじんましんなどとの鑑別に悩むこともあります。つまり、結果としてこういった風疹でない疾患が風疹と「誤診」され、それを聞いたお母さんが風疹にかかったと思っているケースがそれなりにあるのではないか−−というのが私の「仮説」です。

「かかったはず」でも抗体検査がお勧め

検診
 私は「誤診」をした昔の医師を非難しているわけではありません。精度の高い検査法がないのであれば経験に頼るしかありませんし、そもそも風疹は子供がかかってもほとんどは重症化しませんから(麻疹とは異なります!)、乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、風疹を含めて「何もしなくてもいい軽い病気」と「重症性疾患」との鑑別ができればそれでいいのです。これが、もしも放っておいてはいけない病気、たとえば川崎病だったとしたらそれは問題です(とはいえ、初期段階の川崎病の診断をつけることは困難なのですが……)
 ただ、子供の頃の診断が「誤診」であったとしてもそれでいいのですが、成人してから「抗体があるはず」と思い込むのは問題です。ですから、私は「かかったことがある」という人にも抗体検査を勧めているのです。

風疹の“誤診”例(2) 「こんな風疹もあるのか!」という例

 さて、ここからはこの「逆」のパターンを考えてみたいと思います。つまり、本当は風疹なのに別の病気と「誤診」されていないか、です。結論から言えば、これは「十分にある」と思います。自信を持って言うようなことではありませんが、私自身も「風疹は100%見逃さない」とはとても言えません。例をあげましょう。

【症例1】32歳男性
 数日前から発熱と皮疹(ひしん)。次第に悪化してきたため受診。受診時、倦怠(けんたい)感が強く会話も困難。熱は41.2度。顔面を除く全身に1cm程度のかゆみのない皮疹。頚部リンパ節の腫脹(しゅちょう=腫れ)を認める。
 私はこの男性をみたとき、まず麻疹を疑いました。他に鑑別に挙げたのが、薬疹、急性HIV感染症、マラリア、デング熱などで、風疹はまったくの「ノーマーク」でした。風疹がこんなに重症化するはずがないと判断したからです。しかし、私にとって幸運だったのは、最近東南アジア渡航で風疹に罹患する症例が増えてきているという情報が私に入っていたことです。そういうこともあって「まさか」と思ったものの、風疹IgM抗体を計測すると陽性。これは風疹ウイルスに感染すると体内で最初に作られる抗体です。これで風疹「確定」です。
 この症例の診断が付けられたのは、たまたま「風疹が流行しだした」という最新情報が入ってきたからです。そして、風疹はかなり重症化しても何の後遺症もなく治癒します。実際この症例も数日後には、あれほどの苦痛が“夢”であったかのように完治しました。治癒してしまえば再診されないでしょうから永遠に診断がつくことはありません。もうひとつ例をあげましょう。

【症例2】28歳女性
 数日前から両側上肢(左右の腕)に薄い皮疹が出現した。痛みもかゆみもなく放置していたが消えず、「見た目」が気になって受診。皮疹以外の症状はなく元気で食欲もある。
 湿疹であればかゆみが伴うのが普通ですし、重症感はまったくありませんが、季節は夏でしたから、女性の腕は「見た目」が気になるところです。通常このような軽症例では採血はおこないません。無駄な検査はおこなわない、というのが私のポリシーです。しかし、この皮疹はどこか気になります。熱のない伝染性紅斑や手足口病の可能性はあるかもしれません。不安の強い患者さんの「採血してください」という言葉もあり、結局採血をおこないました。このときも風疹は完全にノーマークでした。
注射
 しかし、結果をみて驚きました。「異型リンパ球」の数が上昇していたのです。これは、何らかの感染など体が外敵からの攻撃を受けてリンパ球が活性化し、形状が変わったもの。通常、体が正常であれば認められません。このとき肝機能異常も同時に認めれば過去に紹介したキス病やサイトメガロウイルス感染症を真っ先に疑うのですが、肝機能は正常。となると、疑うべきはHIV、結核、麻疹、風疹など。全例ではありませんが風疹でも異型リンパ球が上昇することがあります。問診からHIV、結核などは可能性が低いと考え、風疹IgM抗体を計測すると陽性。これで「確定」です。

軽症にも重症にも……振幅の大きな風疹の症状

 このケースでは患者さんの「採血してください」という言葉がなければ採血していなかったかもしれません。しかし、発熱がなく、リンパ節の腫れもなく、腕に限定して薄い皮疹が出るだけの風疹とは……。成人の風疹は子供と異なり「重症」になることもあれば、逆に「軽症」で済むこともあるようです。
 昔の医師だけでなく、私を含めて現在の医師も風疹の「誤診」はしばしばあることなのかもしれません。
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