結膜炎引き起こす「まつげダニ」 清潔保って予防
出典:時事メディカル – 結膜炎引き起こす「まつげダニ」 清潔保って予防
まぶたの腫れ、かゆみ、目がごろごろする、まつげが抜ける、といった症状が長期的に続く場合は、ダニが原因かもしれない。まつげの毛根周辺で見つかるデモデックス(ニキビダニ)は「まつげダニ」とも呼ばれ、眼瞼(がんけん)炎や結膜炎などの目の病気の原因になることがある。北里大学北里研究所病院(東京都港区)眼科の川北哲也部長に聞いた。
- まつげの根元などに寄生するデモデックスは、幼児を除く大抵の人の顔に生息するダニの一種。
- ヒトや動物の血を吸うマダニ、アレルギーを起こすヒョウヒダニなどと違って、基本的には無症状と言われている。
- 目ではまつげの根元と、まぶたの縁にある皮脂腺に別の種類が寄生し、皮脂などを餌にしている。
- まつげダニの生息自体は問題ではないが、増え過ぎるとまぶたに炎症を生じる眼瞼炎の原因となる。
- まぶたの腫れ、目のかゆみやまつげの抜け毛といった症状を起こす。「進行すると角膜炎や結膜炎を起こし、重症になると視力が低下する恐れもあります」と川北部長。
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