<兵庫県>給食献立と児童生徒のアレルギー情報 一元化して管理

アレルギー情報一元化して管理
児童生徒のアレルギー情報を一目瞭然に見られるシステムを、兵庫県西宮市教委と県内のソフトウェア開発会社が共同で開発した。今年10月から一部の小学校で試験導入する。来年度には市内の全小・中学校に広げる方針だ。

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教育新聞

給食献立と児童生徒のアレルギー情報 一元化して管理

システムに、児童生徒のアレルギー情報と学校給食の献立をデータベースに登録して一元管理する。これにより、児童生徒一人ひとりの食べられないメニューが一目で見られるようになる。
卵やエビ、ごまなど27品目のうち、アレルギーが出やすい食材を、学校があらかじめ登録しておく。給食のメニューも、原材料を含めて入力する。児童生徒別に献立表を表示・印刷すると、食べられないメニューが自動的に網がけされる仕組み。

現在は、学校が保護者に毎月、通常の献立表だけでなく、原材料の一覧表とチェック表を配布。保護者は2つの表を見比べながら、子供が食べられないものに「×」印、原因食材を除いた除去食が必要なものに「除」などと記し、学校に提出している。こうしたチェックシートを栄養教諭や担任らが複数の目で確認し、給食を出している。

システムを活用すれば、保護者や教員の負担軽減になるだけでなく、チェックの見落としを防ぐ利点がある。
10月からの試験導入では、現行のチェックシートと同システムを併用して、状況を見ていく。
今後は、保護者からの意見を取り入れながら来年度の全面導入を目指す。
同市は、平成27年度時点で小・中学生数は4万315人。18年度に比べて9%増加した。アレルギーのある児童生徒は1028人で、3倍以上に増えている。
同市教委の担当者は「システムを導入して、より安全な学校給食の運営につなげていきたい」と期待を寄せる。


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