流行性角結膜炎 – 学校で予防すべき感染症シリーズ

ウイルス性の角膜炎と結膜炎が合併する眼の感染症。 学校ではプール施設内で感染することが多く、人から人への感染も多く見られます。全国約 600の眼科定点からの 報告では、1999年4~12月に報告数23,941(定点当たり報告数41.71)、2000年1~12月に40,873(65.40)、2001 年1~12月(暫定データ)に39,141(62.13) となっています。季節としては8月を中心として夏に多く、1~5歳の小児に多くみられますが、成人も含み幅広い年齢層で感染者がみられます。 流行性角結膜炎は、学校保健安全法施行規則で第三種の感染症に分類されています。 流行性角結膜炎の原因 原因はアデノウイルスで、飛沫 感染、接触感染で伝染…