食物アレルギーとは、特定の食物を摂取した後にアレルギー反応を介して皮膚・呼吸器・消化器あるいは全身性に生じる症状のことをいいます。そのほとんどは食物に含まれるタンパク質が原因で起こり、食物に含まれる物質そのものによる反応や症状は食物アレルギーには含めません。平成21年度の日本保育園保健協議会での全国調査によると、食物アレルギーの有病率は約4.9%でした。また年齢別では、0歳が7.7%、1歳が9.2%、2歳が6.5%、3歳が4.7%、4歳が3.5%、5歳が2.5%という結果でした。一口に食物アレルギーといっても、以下のようにさまざまなタイプがあります。 食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎 典型的な食物アレルギーであり、原因食…
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