急性出血性結膜炎 – 学校で予防すべき感染症シリーズ

眼の結膜 ( 白眼の部分 ) に出血を起こすのが特徴の結膜炎です。1990年から94年にかけて、宮崎県、鹿児島県、熊本県、東京都、岡山県などで流行しました。。時期的には、大流行がないときには発生の 特別な季節性はなく、年齢は広範囲にわたりますが、6〜7歳以下、特に1〜4歳に多く、20〜30歳代にもやや多くみられています。急性出血性結膜炎は、学校保健安全法施行規則で第三種の感染症に分類されています。 急性出血性結膜炎の原因 急性出血性結膜炎の原因は、主としてエンテロウイルスです。飛沫感染、接触感染、経口感染で伝染します。ウイルス排出は、呼吸器から1〜2週間、便からは数週間から数か月間です。 急性出血性結膜炎の症状 急性結膜炎の症状で、…