インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症 – 学校で予防すべき感染症シリーズ

インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症は、生後3か月〜5歳までの細菌性髄膜炎、敗血症、細菌性肺炎などの原因の4分の3程度を占めています。 生後3か月〜5歳児に多く、特に6か月〜2歳の子どもに好発します。インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症は、学校保健安全法施行規則でその他の感染症に 分類されています。 インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症の原因 インフルエンザ菌 ( インフルエンザ菌 b 型 (Hib) など )、肺炎球菌。主に飛沫感染で伝染します。不顕性感染も多く、1歳児の30〜50%が鼻腔に両菌を保菌しており、保育施設の入園後1〜2か月でその保菌率は80%程度にまで上昇します。両菌ともに保菌している期間は他への感染の可能性が…