白癬感染症(トンズランス感染症) – 学校で予防すべき感染症シリーズ

中学生・高校生・大学生の柔道、相撲、レスリングなど、格闘技のスポーツ選手に好発します。互いに肌や頭部を接触させる競技の選手たちにまん延しており、管理する指導者が本疾患に対する認識を持つことが重要です。感染が判明すると試合に出られなくなると考え、隠している選手が少なくありません。一人でも真菌感染が発覚したら、その一集団全員の早期の検査と早期の治療が必要であることについて、まずは指導者への啓発活動を行うべきでしょう。 白癬感染症は、学校保健安全法施行規則でその他の感染症に分類されています。 白癬の予防<全日本柔道連盟が提示した予防策> 練習や試合の終了時、できるだけ早く入浴又はシャワーで、体や頭を石鹸で 洗います。シャワー施設がない場合…