疥癬は、「学校で予防すべき感染症シリーズ」でも取り上げましたが、「寄生虫症シリーズ」でも続編をお届けします。疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患です。非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬)と、少数寄生であるが激しい痒みを伴う普通の疥癬(通常疥癬)とがあります。近年では、病院、高齢者施設、養護施設などで集団発生の事例が増加して問題となっています。 通常疥癬と角化型疥癬 ヒゼンダニの数 数十匹以上 100万〜200万 患者の免疫力 (病気一般に対する抵抗力) 正常 低下している 感染力 (他人へうつす力) 弱い 強い 主な症状 赤いブツブツ(丘疹、結節) 疥癬トンネル …
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