水いぼ(伝染性軟属腫) – 学校で予防すべき感染症シリーズ

水いぼは伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といって、幼児期に特に好発する皮膚疾患です。 半球状に隆起して光沢を帯び、中心にくぼみをもつ粟粒大から米粒大 (2〜5mm) のいぼが、主に体幹、四肢にできます。水いぼは、学校保健安全法施行規則でその他の感染症に分類されています。されています。 水いぼの症状 いぼが数個散在する場合や、広い範囲にわたって多発する場合もあります。発生部位は体幹、四肢。特にわきの下、胸部、上腕内側などの間擦部では自家接種により多発する傾向があります。時にかゆみがあり、かいて傷つけることによって周囲に湿疹病変を作ったり、かき壊して膿痂疹(のうかしん)を合併したりすることもあります。自然消退する場合もありますが…