スクウェル通信 第8号(2016/6/29号)
スクウェル通信登録会員の皆さま、
毎日つゆ空が続く中、九州から関東にかけて集中豪雨に襲われました。特に地震の被災地や2014年に土砂災害が発生した広島では度重なる災害となっており、子ども達への影響が心配されます。学校や保護者の皆さんが協力して、子ども達の元気をしっかり守っていきましょう。
【1】「ほけんだよりプラス 水ぼうそう」
毎年冬から初夏にかけて流行するといわれる「水ぼうそう(水痘)」。まだまだ7月末までは注意が必要です。「水ぼうそう」は、家庭内接触での発症率が90%との報告があるそうです。1970年代に日本で水痘ワクチンが開発され、現在も水痘の予防に使用されています。
「水ぼうそう」は、「学校において予防すべき感染症」の第二種に分類されています。スクウェル通信会員の皆さまは「ほけんだよりプラス 水ぼうそう」を無料でダウンロードできます。
→ ほけんだよりプラス 水ぼうそう
みずぼうそう(水痘) – 学校で予防すべき感染症シリーズ
水ぼうそう(水痘)は、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる急性の伝染性疾患です。紅斑、丘しん、水疱、膿疱、かさぶたの順に進行する発しんが出現し、同時に各病期の発しんが混在する感染性の強い感染症です。その伝染力は麻しんよりは弱く、おたふくかぜや風しんよりは強いとされ、家庭内接触での発症率は 90%と報告されています。また、時に肺炎、脳炎、肝炎、ライ症候群 ( 急性脳症 ) …
【2】ニュースピックアップ
長野県では、6月21日、「子どもを性被害から守るための条例」案について一般質問が行われ、賛成が相次ぎました(6月22日、産経新聞)。阿部守一知事は条例案への思いを問われ、「子供たちを取り巻く環境が大きく変化するなかで、今までと同じような対応で立ち止まっていて本当に良いのかとの問題意識を持ち、臨んできた」と述べ、制定に理解を求めました。
→ 【子供を性被害から守れ】条例案に賛成相次ぐ 長野県会
<長野県> 【子供を性被害から守れ】条例案に賛成相次ぐ 長野県会
6月定例県議会は21日、一般質問が始まり、「子どもを性被害から守るための条例」案について村石正郎(自民党県議団)、寺沢功希(信州・新風・みらい)、石和大(同)の3議員が賛成の立場から質問した。
→「子どもを性被害から守るための条例」案概要
http://www.pref.nagano.lg.jp/jisedai/kyoiku/kodomo/shisaku/documents/jyoureiannnogaiyou.pdf
米国睡眠医学会は6月13日、4カ月から18歳までの子供の睡眠時間に関する指針を発表しました(6月23日、読売新聞)。睡眠時間が足りていなかったり、寝る時間や起きる時間が不規則だと、高血圧や糖尿病など体の病気だけでなく、うつ病や自傷行為といった精神的な問題を抱えるリスクが高まることが分かっています。同学会は「特に発達段階にある子供にとって、十分な睡眠時間を確保することは重要」との考えから、これまでに報告されている研究データに基づき年齢層ごとに推奨される睡眠時間を示しています。
→ 子供の睡眠時間、足りてる?―米国睡眠医学会から指針
子供の睡眠時間、足りてる?―米国睡眠医学会から指針
米国睡眠医学会(AASM)は6月13日、4カ月から18歳までの子供の睡眠時間に関する指針を同学会が発行する医学誌「Journal of Clinical Aleep Medicine」( 電子版 )などで発表した。
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Schoowell(スクウェル)事務局 一同