南米出血熱 – 学校で予防すべき感染症シリーズ南米出血熱は、感染症法により一類感染症に分類されている重症ウイルス性出血熱で、アルゼンチン出血熱、ボリビア出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱の総称です。南米出血熱は、学校保健安全法施行規則で第一種の感染症に分類され、出席停止の基準は「治癒するまで」です。 南米出血熱の原因 南米出血熱の病原体は、それぞれアレナウイ...ほけんだよりプラスJul 19
マールブルグ病 – 学校で予防すべき感染症シリーズマールブルグ病は、感染症法により一類感染症に分類されている重症ウイルス性出血熱で、アフリカ中東部 ・ 南アフリカなどでまれに発生します。西ドイツ(当時)のマールブルグ(Marburg )とフランクフルト、およびユーゴスラビアのベオグラードでポリオワクチン製造および実験用としてウガンダから輸入されたアフリカミドリザルにか...ほけんだよりプラスJul 12
クリミア・コンゴ出血熱 – 学校で予防すべき感染症シリーズクリミア・コンゴ出血熱は、感染症法により一類感染症に分類されている重症ウイルス性出血熱で、アフリカ、中近東、旧ソ連、東欧、中央アジア地域などでの発生があり、アメリカ大陸には存在しません。クリミア・コンゴ出血熱は、エボラ出血熱、マールブルグ出血熱、ラッサ熱とともにウイルス性出血熱4疾患のひとつです。クリミア・コンゴ出血熱...ダニ媒介感染症シリーズJul 05
ラッサ熱 – 学校で予防すべき感染症シリーズラッサ熱は、感染症法により一類感染症に分類されているウイルス性出血熱です。ウイルス性出血熱の特徴はウイルスがヒトに感染し、皮膚や内臓に出血を生ずるところにあります。西アフリカ一帯にみられる急性ウイルス感染症で、ラッサ熱はマールブルグ病、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱とともにいわゆるウイルス性出血熱4疾患の一つです...ほけんだよりプラスJun 28
ペスト – 学校で予防すべき感染症シリーズ規則で第一種の感染症に分類され、出席停止の基準は「治癒するまで」です。 ペストの原因 ペストの病原体は、ペスト菌です。肺ペストは飛沫感染します。宿主はネズミ、イヌ、ネコなどで、ノミが媒介します。発育適温は28~30℃で、1~45℃で発育します。他の一般的な菌よりもゆっくりと発育します。 ペストの症状 腺ペスト(リンパ節...ほけんだよりプラスJun 14
エボラ – 学校で予防すべき感染症シリーズエボラ出血熱は、感染症法により一類感染症に分類されている重症ウイルス性出血熱で、発病すると半数以上が死亡すると報告されている極めて重症の疾患です。中央アフリカ、西アフリカなどでまれに発生します。本疾患は必ずしも出血症状を伴うわけではないことなどから、近年ではエボラウイルス病(Ebola virus disease: E...ほけんだよりプラスMay 24
SARS(重症急性呼吸器症候群) – 学校で予防すべき感染症シリーズ(病原体がSARSコロナウイルスであるものに限る) SARSは「Severe Acute Respiratory Syndrome」という英語名の略で、日本語では「重症急性呼吸器症候群」と訳されています。2002年11月に中国広東省で発生し、2003年7月まで世界で流行しました。報告症例数は、2012年10月現在中国を...ほけんだよりプラスMay 17
鳥インフルエンザ – 学校で予防すべき感染症シリーズ<病原体がA型インフルエンザウイルスで、その血清亜型がH5N1であるものに限る> 2003年頃から、東アジア、東南アジアを中心に、トリの間でA/H5N1亜型のインフルエンザが発生し、また、トリと濃厚接触をしたヒトへの感染例が増えています。2012年9月18日時点のWHOの報告によると、世界で608名が発症し、その内35...ほけんだよりプラスApr 19