日本カビが世界的流行 海外で強毒化し死者も、上陸警戒
出典:産経ニュース – 日本カビが世界的流行 海外で強毒化し死者も、上陸警戒
平成21年に日本人研究者が「新種」として世界で初めて報告した真菌(カビ)「カンジダ・アウリス」(通称・日本カビ)が、欧米やアジアで真菌感染症として初めてのパンデミック(世界的流行)を引き起こしていることが分かった。
抵抗力の弱い入院患者が死亡する事例も報告され、警戒が必要だ。
- 日本カビは、帝京大大学院医学研究科の槇村浩一教授が17年に70歳の女性患者の耳漏(耳だれ)から発見。
- このとき見つかったカビは病原性が低く、抗菌薬に対する耐性も示さなかった。
- ところがその後、韓国やインド、パキスタン、英国、米国、南アフリカなど海外でも同じカビが発見され、23(2011)年には韓国で患者が敗血症で死亡する事例が報告された。
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