家族の健康にもつながる? 子どものがん教育
出典:ベネッセ教育情報サイト – 家族の健康にもつながる? 子どものがん教育
日本人の2人に1人が生涯のうちにかかると言われる、がん。身近な病気であるがんに対する正しい知識を持てるように、学校で「がん教育」が始まりました。昨年度は約半数の学校が、がん教育を実施しています。子どもだけでなく、家族や地域への啓発効果があると言われているだけに、講師となる人材の確保や経費、時間などの課題をクリアすることが求められています。
- 政府は、2012年に策定した「がん対策推進基本計画」において、子どもに対するがん教育を推進することとし、文科省はモデル事業を実施。
- 中学校・高校の新学習指導要領にもがんを取り上げることを明記。
- 授業で活用できる教材映像やスライドを作成するなど、がん教育実施の環境を整えてきた。
- ここ数年の取り組みの実施状況を見るため、文科省は今年、がん教育の実施状況等を把握する調査を初めて実施。
- 調査対象は全国の国公私立の小学校から高校、特別支援学校など約3万7,000校で、2017年度にがん教育を実施した学校の割合は56.8%でした。
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