ペットがうつす病気に注意 野良猫にかまれ、死亡例も
出典:中日新聞 – ペットがうつす病気に注意 野良猫にかまれ、死亡例も
野生動物やペットなどから人に感染する病気「動物由来感染症(ズーノーシス)」。近年多くの人が発症し、中には死亡したケースも。野良猫にかまれた女性が、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で死亡した事例や、妊産婦二人がオウムやインコのふんから感染する「オウム病」にかかって死亡した事例などだ。身近な場所や場面で感染する危険性もある。国はあらためて感染への注意を呼び掛けている。
- 国内で二〇一三年以降毎年、死亡例が報告されるSFTSは、シカなどの哺乳動物からマダニを介して感染する動物由来感染症の一つ。
- 国立感染症研究所によると、一三年以降に報告された国内患者二百八十人のうち五十八人が死亡し、致死率は約20%。
- 同研究所ウイルス第一部長の西條政幸さんは「患者の平均年齢は七十四歳。年齢が高くなるほど死亡率も高い」と話す。
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