思春期以降に発症―わきが 生活習慣の改善を
出典:時事メディカル – 思春期以降に発症―わきが 生活習慣の改善を
わきがは医学的には腋臭症(えきしゅうしょう)と呼び、脇の下から発する特有の臭いに悩まされる。思春期以降に出現し、周囲の人や家族から指摘されて受診するケースも少なくない。日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市)形成外科の有馬樹里医師は「わきがの治療は、制汗剤の使い方や食生活など、身近なところから改善に取り組むといいでしょう」とアドバイスする。
- 汗を出す汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類がある。
- わきがの原因になるのはアポクリン腺で、耳の中の外耳道や脇、陰部などの有毛部に分布し、思春期以降に発達するといわれている。
- アポクリン腺から出る汗は低級脂肪酸という皮脂を含んでいるためベタベタし、これが皮膚の常在菌によって分解されると、強い臭いを発するようになる。
- 有馬医師によると、わきがは体質と生活習慣に大きく左右されるという。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]