風邪や疲れに似た症状―子どもの心不全 – 早期の発見と治療がカギ
出典:時事メディカル – 風邪や疲れに似た症状―子どもの心不全 – 早期の発見と治療がカギ
乳幼児期から思春期の子どもの心不全は、症状が風邪や疲れと似ていて発見が難しい。大阪急性期・総合医療センター小児科・新生児科の小垣滋豊主任部長は「一見、風邪のような症状でも、いつもと違う、妙に長引くと感じたら、必ず小児科を繰り返し受診してください。心不全の可能性もあります」と呼び掛ける。
- 心不全とは、心臓に異常があるためにポンプとしての働きが悪くなり、全身に必要な血液が送れなくなる状態を指す。
- 息切れやむくみが起こり、悪化すれば命を脅かすことも。
- 子どもの場合、原因として〔1〕先天性の心臓病〔2〕心筋症(心臓の筋肉自体の病気)や不整脈〔3〕乳幼児期にかかった川崎病の後遺症―などがある。
- 初期症状は年齢によりまちまち。学童期は疲れを訴えがちに。
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