児童生徒の糖尿病に理解を 教職員向けに「教室」
出典:時事メディカル – 児童生徒の糖尿病に理解を 教職員向けに「教室」
発病前の予備軍までを含めれば2000万人以上と推計され、大きな問題になっているのが糖尿病だ。幼少期に糖尿病と診断された子ども約1万人前後に上るという試算もある。このため、小中学校など教育現場でも、患者である児童生徒への支援体制の整備と、糖尿病ではない周囲の児童生徒たちに病気への理解を深めてもらうための取り組みが求められている。
- 患者や専門医、ナースなどメディカルスタッフが参加している日本糖尿病協会(東京都千代田区)は、製薬会社のサノフィ(同新宿区)の協力を得て、各地の小中学校に糖尿病の専門医や糖尿病患者を派遣。
- 教職員を対象に糖尿病患者が必要とする支援や抱える問題などを説明する「小・中学校教職員向け訪問プログラムKiDS Project」に取り組んでいる。
- 「1型糖尿病=用語説明①=の小児患者を集めたサマーキャンプの際に、就学・就園を控えた児童の保護者を対象にアンケート調査を実施した。
- 『困難があった』との回答が16%あった」。同協会の堀田裕子事務局長はこう指摘話す。
参考:サノフィ「小・中学校教職員向け訪問プログラム KiDS Project」の手引き(PDF)
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