聞こえても理解できない 聴覚情報処理障害
出典:時事メディカル – 聞こえても理解できない 聴覚情報処理障害
耳は聞こえているのに、日常生活のさまざまな場面で話が聞き取りにくくなる。「聴覚情報処理障害(APD)」と呼ばれる症状だ。この問題に詳しい国際医療福祉大学成田保健医療学部(千葉県成田市)の小渕千絵教授に聞いた。
- APDの人は、聴力検査をしても異常がなく、音は聞こえているが、聞いた言葉の処理ができない状態。
- 「雑音が多い環境」「相手が早口、声が小さい、声が不明瞭」など、特定の状況下で言葉の理解が困難になる。
- 口頭で伝えたことが理解しにくい、長い話になると注意して聞き続けられないといった症状。
- APDは発達障害の診断を受けている人や注意力・記憶力が通常より弱いと考えられる人に多い傾向。
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