土踏まず内側に痛み ~中高生にも起こる外脛骨障害
出典:時事メディカル – 土踏まず内側に痛み ~中高生にも起こる外脛骨障害
土踏まずの内側の出っ張りが痛むなら、それは通常では存在しない余分な骨(過剰骨)によって生じる外脛骨(けいこつ)障害かもしれない。そのメカニズムや対処法について、足のクリニック表参道(東京都渋谷区)の桑原靖院長に聞いた。
- 足の土踏まず(アーチ)を作る上で大切な骨の一つ舟状骨(しょうじょうこつ)の内側にある外脛骨は成長とともに舟状骨と癒合していく。
- だが外脛骨がそのまま残ってしまう人が約20%程度の患者さんに見られる。
- 痛みや腫れが出ない人も多く、外脛骨があるだけでは問題にはならない。
- ただ、足のアーチを引き上げるための後脛骨筋腱が外脛骨に付着しているため、運動の負荷や捻挫などの外傷をきっかけに外脛骨と舟状骨の間が炎症を起こし、痛みが生じる場合がある。
- 特に中高生では成長に伴う体重増加とクラブ活動などでの急激な運動量増加により、外脛骨障害になるケースが比較的多い。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]