「ダウン症」診断 育て方「情報ほしい」
支援サービス 親同士、悩みを共有
水戸市の舞さん(28)=仮名=の長男、健太ちゃん(1)=仮名=が通う愛正会記念茨城福祉医療センター(同市元吉田町、金川美希子総センター長)・いちご教室は、3歳未満のダウン症の子どもたちが通う。
教室で、健太ちゃんはお絵描きなどに大喜びだが、舞さんにとっても教室は大切な場だ。「同じ親同士、悩みも似ている」と話した。
障害のある子どもたちの支援サービスは増えている。
同市堀町のNPO法人「キララこそだて支援センター」(千葉香理事長)には、障害のある子どもと障害のない子どもたち合わせて約20人が毎日通ってくる。千葉理事長は「子どもたちができたことを伝えていくことで子どもの成長に不安を抱いていたお母さんたちの表情が明るくなる」と話す。
舞さんには、障害のある子どもを持つ母親たちのブログやテレビ番組も大きな支えとなった。「告知を受けて落ち込んでいたときに、元気をもらった」。それをきっかけとして、育児で家にいることが多かった舞さんは、思い切って健太ちゃんを連れて外に出掛けるようになった。
【民間の福祉サービスの取り組みの一例】
センター名/支援内容
- 社会福祉法人愛正会「愛正会記念茨城福祉医療センター」
短期入所、在宅の未就学の肢体不自由児と家族が入所しリハビリや療育などを行う親子入所、児童発達支援 - 児童発達支援センター・社会福祉法人清香会「あゆみ園」
身辺自立や社会性など、個々の発達や特性に合わせた支援を行う単独通園、感覚あそびなどを通して親子のコミュニケーションを学ぶ母子通園 - NPO法人「キララこそだて支援センター」
障害のある子どもと障害のない子どもが集団生活を通して共に学ぶ保育、音楽療法など
【市町村の取り組みの一例】
市町村名・窓口名称/支援内容
- 北茨城市早期療育システム
療育指導や就学相談、関係者が集い対象児の支援を考える療育策定会議、幼稚園・保育所への巡回相談など - 古河市児童発達支援センター「ぐるんぱ」
専門職による日常生活に必要な知識の習得に向けた指導・訓練を行う児童発達支援、保育所等訪問支援、障害児(者)相談支援など - 土浦市療育支援センター内「つくし学園」、「つくし療育ホーム」
発達に遅れのある幼児に集団活動や生活指導を通して発達を促す指導を行う単独通園・母子通園
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Schoowell(スクウェル)事務局 一同