<スマホと子ども> SNSの危険
子どもにスマートフォンを持たせている多くの親が心配するのは、インターネットの会員制交流サイト(SNS)などでのいじめ。大人が子どもたちの書き込みを把握するのは難しいだけに、不安は増す。中学生たちに、ネットでどんなやりとりが交わされているのか、どんな悩みを抱えているのか聞いた。
- 「友達の『裏アカ』に、私のことと思われる悪口があった。ショックだった」。中部地方の中学三年の女子生徒(14)は話す。
- 裏アカとは、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」などで使われる言葉。ユーザーがサイト内の名前に当たる「アカウント」を作り、ページにうれしかったことなどを投稿する。それが「表」のアカウント。
- しかし、別にもう一つアカウントを作って、友達の悪口などを書き込むこともできる。それが「裏」アカウント、裏アカだ。
- 自分のことは書かれていないが「ほかの友達について、どす黒いことばかり投稿されている。裏アカを作ったころから対人関係のトラブルが増えた」と、友達を心配する。
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