手足の爪が切りにくい、もしかして… 沈黙の感染症・爪白癬
出典:沖縄タイムス – 手足の爪が切りにくい、もしかして… 沈黙の感染症・爪白癬 沖縄県医師会編「命ぐすい耳ぐすい」
最近手足の爪が肥厚して切りにくくなったと思う方は爪の水虫かも知れません。爪水虫は手足の爪に感染した白癬(はくせん)菌というカビが原因です。
- 手足の水虫の20%に合併し、年齢的には30~50歳、高齢者まで幅広く見られます。爪水虫は自然治癒しない感染症で、症状としては爪先端または辺縁の白色混濁で始まり、爪甲部が崩壊することもあります。
- 爪水虫は突然発症することはありません。爪には神経が通っていないので、痛みやかゆみは自覚できません。そのために治療を怠って爪の変形、爪の周囲の発赤、はれ、痛みが生じ歩行困難になる場合があります。爪水虫を放置すると大切な家族、更にはお孫さんへの感染の心配があります。そうならないためにも早期治療が大切。
- 爪水虫は1度かかると治療しない限り治ることはなく悪化するだけです。爪切りが使えないほど爪が厚くなったり、変形したりすると爪自体を抜くしか方法がなくなります。
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