湿疹、鼻炎、下痢などを引き起こす、遅延型フードアレルギーって何?
出典:WEDGE Infinity – 湿疹、鼻炎、下痢などを引き起こす、遅延型フードアレルギーって何?
フードアレルギーといえば、ほとんどの人は「即時型フードアレルギー」を想像するはずだ。いや、「即時型」などという言葉さえ知らない人も多いだろう。フードアレルギーには、即時型と遅延型の2タイプがあるのだという。
- 即時型フードアレルギーは「Ⅰ型アレルギー」ともいう。学校給食で小麦やピーナツ、卵などを食べて腹痛や呼吸困難といった症状が出た、とニュースになるのはこのタイプ。
- 成人でも、カニやそばは食べられないという人がいる。時にはアナフィラキシーショックといわれる、命に関わるアレルギーを引き起こすこともある。
- 日本では加工食品にはアレルギーの原因になりうる食品のうち、特にアレルギーになりやすい食品、卵、小麦、えび、かに、そば、落花生、乳の7品目を「特定原材料」に指定し、表示を義務付け。
- これらは、食べてすぐにアレルギー症状が出るため、その食品が原因であることがわかる。
- ところが、食べてもすぐには症状が出ないフードアレルギーがある。だから、原因が突き止めにくい。これが遅延型フードアレルギーだ。こちらは「Ⅲ型アレルギー」とも呼ばれる。
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