子どもを肥満にさせる「欠食・孤食」と家庭間格差
出典:Newsweek Japan – 子どもを肥満にさせる「欠食・孤食」と家庭間格差
<10歳児の肥満の割合はこの40年で2倍近くに……急増の背景にあるのは食生活の歪みと家庭環境にリンクした「健康格差」>
「食」は人間の基本的な営みだが、今ではそれがおろそかにされている。朝食欠食率は上昇傾向で、塾通いの子どもが夕食をファストフードで済ますのは日常茶飯事。これでは頭が訓練されても体は蝕まれる一方だ。
- 子どもの肥満率の増加は、その一端に他ならない。10歳児で見ると、肥満傾向の児童の割合は1977年では5.9%だったが、2018年では9.0%に増加。
- 外遊びや運動時間の減少もあるだろうが、食生活の歪みの影響も否めない。
- 食生活と体型は相関し、朝食の欠食群、夕食の欠食群・孤食群ほど肥満の率が高い。
- 女子はその傾向が明瞭で、直線的な相関関係にある。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]