中国で謎のウイルス性肺炎が流行、SARSでないなら何か?
出典:Newsweek Japan – 中国で謎のウイルス性肺炎が流行、SARSでないなら何か?
中国の衛生当局は、湖北省武漢市で昨年12月中旬~年末にかけて数十人が感染したとみられる謎の肺炎について、原因の特定に当たっている。
湖北省の省都で人口1900万人の武漢市では、少なくとも59人が肺炎を発症したとみられている。
- 最初の症例が報告されたのは12月中旬。
- 同市の衛生当局によれば、患者は全員隔離されている。うち重症者は7人で、死者は出ていない。
- 武漢市はすでに多くの感染源を排除している。SARS(重症急性呼吸器症候群)もその1つ。
- 原因はSARSではないかという憶測は、ネットから紙メディアに拡散。
- SARSは死に至ることもある肺炎で、2002年と2004年に中国で大流行した。2002年の流行時には、感染者数は8098人に上り、774人が死亡した。
- WHOの中国オフィスが今回の肺炎について最初に報告を受けたのは12月31日。
- 者のなかには、武漢市にある華南海鮮市場の従業員が複数いたため、市場は1月1日に閉鎖され、消毒・殺菌が行われた。
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