野山や畑に生息するマダニに注意! かまれて発症する感染症増加…「日本紅斑熱」は早期治療が重要
出典:yomiDr.(読売新聞) – 野山や畑に生息するマダニに注意! かまれて発症する感染症増加…「日本紅斑熱」は早期治療が重要
春から秋にかけて屋外での活動時には、ダニが媒介する感染症に注意が必要です。このうちマダニが媒介する「日本 紅斑こうはん 熱」は近年、患者が増えています。治療が遅れると重症化して致死率が高まるため、発症後はすぐに医療機関を受診してください。
- ダニが媒介する感染症には、ツツガムシが媒介するツツガムシ病、マダニが媒介する日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などがある。
- 日本紅斑熱は、「日本紅斑熱リケッチア」という細菌を持つキチマダニやフタトゲチマダニなどにかまれることで感染。
- マダニは野山や畑、家の裏庭などに生息しています。シカやイノシシ、アライグマなどの野生動物や、通りかかった人に取り付いて吸血し、病気を媒介します。
- マダニにかまれても痛くもかゆくもなく、気付かないケースが多い。
- 発症までの潜伏期間は2~8日で、発熱やかゆみのない発疹、頭痛、 倦怠けんたい 感など様々な症状が出ます。
- 発疹は発熱の2~3日後から全身に広がり、四肢に目立つことが多い。
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