ワクチン予防接種
予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、 ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。また、病気にかかったとしても、ワクチンを接種していた方は重い症状になることを防げる場合があります。予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。
定期接種ワクチン
- ジフテリア・百日せき・破傷風・急性灰白髄炎(ポリオ)これらのワクチンは、第1期(生後3か月~7歳6か月)では4種混合として、また、第2期(11~13歳)では、ジフテリアと破傷風のワクチンを2種混合として一度に接種できます。
- B型肝炎
- Hib感染症
- 小児の肺炎球菌感染症
- 結核(BCG)
- 麻しん・風しん
これらのワクチンは、MRワクチンとして一度に接種できます - 水痘
- 日本脳炎
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症
現在、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の予防接種は、市町村から皆さまへ、接種をお勧めするご案内を個別には行っていませんが、定期接種として接種を受けることができます。
任意接種ワクチン
- 季節性インフルエンザ
- 高齢者の肺炎球菌感染症
- いずれも65歳以上の方や、60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方が定期接種の対象になっています。
予防接種法に基づく「定期接種」以外のワクチン
予防接種法に基づく定期接種以外にも、様々な状況に応じて、 ワクチンを接種することができます。これは「任意接種」と呼 ばれています。
- 個人が感染症にかかったり重症になるのを防ぐために受ける予防接種(季節性インフルエンザワクチン、流行性耳下腺炎)
- 海外渡航の際に、接種することが望ましい予防接種
- 定期接種を受けそびれたり、受ける機会がなかった方が、対象年齢以外で受ける予防接種(流行を防ぐために、行政から受けることを推奨している場合もあります)
- 免疫の弱い方に接する機会がある方などが、周囲の方の感染を防ぐために受ける予防接種
参考:厚生労働省
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