子どもの歯磨き中の喉突き事故 転倒しないよう座ってさせる
出典:時事メディカル – 子どもの歯磨き中の喉突き事故 転倒しないよう座ってさせる
毎日の歯磨きは、子どもに身に付けさせたい習慣だが、歯磨き中の喉突き事故には注意が必要だ。京都市子ども保健医療相談・事故防止センター京(みやこ)あんしんこども館(京都市)の中辻浩美さん(看護師)は「歯ブラシの先端はとがってはいませんが、転んで力が加わると意外に深く刺さり、大けがにつながる恐れがあります」と注意を促す。
- 消費者庁によると、2016年までの6年間に6歳以下の子どもの歯ブラシによる事故の情報が139件報告されている。
- 年齢別では1歳児が64件、2歳児が42件、3歳児が17件と、1~3歳が約9割を占める。
- 事故の多くは、歩きながら歯磨きをしていて転倒、洗面所で踏み台などの上に立っての歯磨き中に転落、歯ブラシをくわえたまま歩き回って人や物にぶつかるなどが原因。
- 本人はじっとしていても、そばで遊んでいるきょうだいにぶつかられ、外傷につながることもあるという。
- 「歯ブラシをくわえたまま転倒すると、歯ブラシが頬や喉を突いて刺し傷を作ります。多量の出血や、歯ブラシの先端部分が折れて喉の奥に残るなどで、救急車を呼ぶケースもあります」と中辻さん。
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