<福岡県>小倉に難病患者向け交流カフェ 療養や栄養、服薬相談も
難病の患者や家族が、お茶を飲みながら交流を深めたり、悩みを相談したりするカフェ「なんくるかふぇ」が1日、北九州市小倉北区魚町の「ビッコロ三番街」に3時間限定で開かれた。難病患者が対象のカフェは、全国でも珍しいという。
国指定難病の一つで全身に炎症が起きる「ベーチェット病」の患者や家族でつくる「ベーチェット病友の会県支部」(小倉南区)などが企画。カフェの名前は「難病の人が来る」の意味と、「前を向いていれば、いつかよい日が来る」という意味の沖縄方言「なんくるないさ」を掛けた。
会員有志ら約10人がスタッフ役で参加。訪れた24人の患者や家族を、お茶や手作りケーキでもてなし、療養や栄養、服薬相談に応じた。企画した柴田弘子産業医大教授は「患者会入会に抵抗を感じる難病患者も多い。気軽に集まれる場所として定期的に開きたい」と話した。
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