出産直後の「早期母子接触」中に急変、脳性まひの子どもが7人
日本医療機能評価機構は、出産直後に母親が赤ちゃんを抱く「早期母子接触」中に急変して、脳性まひになった子どもが2009年以降少なくとも7人いるとの報告書を公表した。
医師や看護師は、心電図などで赤ちゃんの状態を監視するなど、急変に注意するよう呼びかけている。
報告書は、出産時に脳性まひになった子どもを補償する制度の対象になり、原因分析が終わった793人のうち、出生時は異常がなかったが、5分以上たってから異常が生じた188人のケースを検討した。容体が悪くなった時に早期母子接触中だったことがカルテに書かれるなどした例が7人あった。脳性まひとの因果関係は不明だが、赤ちゃんに毛布をかけるなどして母親が胸に抱いていたところ、心肺停止が確認され、低酸素性虚血性脳症を発症した例などがあるという。また、赤ちゃんが新生児室でなく母親と同室で過ごしていて急変した例も18人あった。
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