七夕にはそうめん 栄養豊富なゴマだれで健康に
織姫と彦星が年に一度、天の川を渡って再会する。なんともロマンチックな伝説です。七夕の節句にはそうめんを食べると健康になると言われます。平安時代の書物「延喜式(えんぎしき)」の中に「索餅(さくべい)」という、小麦粉を縄のようにして油で揚げるお菓子を七夕に食べる、と記されていて、それがその後そうめんに変わったそうです。
今回は栄養が豊富なゴマをたっぷりと入れたつゆでいただくレシピを紹介します。ゴマはビタミン、ミネラル、カルシウムに加え、抗酸化作用に効果的なセサミンを含むことでも知られています。300年の歴史を誇る、長崎県島原の手延べそうめん「一子相傳」(いっしそうでん=販売元 株式会社ワールドメタル)は、雲仙山麓の湧水と良質の小麦粉を使い、手作りならではの丁寧な製法でつくられます。シコシコしながらモチモチした、絶妙な食感の絶品そうめんが楽しめます。短冊に願い事を書いて、笹竹に吊るす。「美味しいお酒が飲めますように」。健康に留意して、この夏も乗り切りましょう。まずはビールで乾杯しますか。(速水裕樹)
材料 2人分
- 昆布とカツオのだし…2カップ
- ゴマ…大さじ2
- 味噌…大さじ1
- 松の実…小さじ2
- 白醤油…大さじ1と1/2
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 砂糖…小さじ2
- 塩…少々
- 万能ネギ…3本
- ミョウガ…1個
- 白ゴマ…小さじ2
- そうめん…2把
作り方
- ゴマと松の実をすり鉢で擦る。さらに味噌も加えて擦る
- 鍋にだし、白醤油、みりん、酒、砂糖、塩を入れ火にかける。さらに(1)の擦ったゴマと松の実、味噌を入れる。ひと煮立ちしたら火を止め、冷やす
- 万能ネギ、ミョウガはみじん切りにする。白ゴマも薬味の小皿に盛る
- 鍋にたっぷりの湯を沸かして、そうめんを茹でる。沸騰したらカップ1/2の水を加える。再び沸騰してきたら火を止め、ザルにあげる。流水でぬめりをとり、ザルで水を切って皿に盛る
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