<福井県> がん検診、お父さんに呼びかけ 福井県が受診促進PR
「父の日」の19日、県はがん検診受診促進キャンペーンを福井市のショッピングセンターなど各地で行った。「働き盛りのお父さん」らにチラシを配り、がん検診の受診を呼びかけた。
福井市大和田町のアピタ福井大和田店で行われたキャンペーンでは、がん検診パネル展や著名人からのメッセージ色紙などを展示。父親にがん検診受診を勧める「グリーティングカード」にメッセージを書くコーナーでは、子供らが思い思いの言葉を書いていた。喫煙者を対象に呼気中の一酸化炭素濃度を測る測定器を使った体験も行われた=写真。訪れた石川県小松市の会社員、田端邦雄さん(36)は「忙しいのでがん検診を受ける機会はない。会社の健康診断のように受診できるのならいいのですが」と話した。
県によると、がん罹患者(24年)は6210人で40代以上のがん患者が増えている。男性では胃がん、大腸がん、肺がんの順に多い。県内のがん検診受診率(平成26年度)は47・3%で、県は50%(35年)を目標にしているという。
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