相次ぐ「食中毒警報」予防・対策の最新事情
出典:日テレNEWS24 – 相次ぐ「食中毒警報」予防・対策の最新事情
全国で真夏日を記録する中、今月に入り、愛知県の飲食店や佐賀県の保育園などで集団食中毒が発生。確認されているだけで、13道県で起きている。
そんな中、食中毒に注意するよう呼びかける「食中毒警報」を全国の自治体が発令していると、ネットで話題になっている。食中毒を防ぐにはどうしたらいいのか、食中毒対策の最前線を取材した。
- 東京都健康安全研究センターによると、気温の高い夏で特に注意しなければならないのは、サルモネラ、魚介類によくついている腸炎ビブリオ、O157といった菌だという。
- 東京・杉並区の鮮魚店では食中毒予防として、食中毒の原因となる魚の寄生虫「アニサキス」の発見補助器を使っている。アニサキス長さ数センチと小さく肉眼では見つけにくいが、この補助器によってアニサキスを格段に見つけやすくなったという。
- 食中毒菌を“見える化”して防ぐ方法も広がっている。肉眼では見られないサルモネラ菌などの食中毒菌を、スマートフォンで見られる顕微鏡も登場。
- 食中毒を防ぐには、こまめな手洗いも大事だ。親は子どもに口酸っぱく手洗いを促すが、意外に大人がおろそかにしている場合も見受けられるので、自らの態度で示したい。
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