食中毒でも発熱があると… コロナ感染を疑われる

食中毒でも発熱があると… コロナ感染を疑われる
出典:時事メディカル – 食中毒でも発熱があると… コロナ感染を疑われる

梅雨の間に最高気温35度以上の猛暑日を記録する地域が出ており、今年は厳しい暑さの夏が予想される。そんな中で懸念されるのが食中毒だが、新型コロナウイルス感染症の拡大で例年と異なる対応が求められている。食中毒でも発熱症状があると新型コロナの疑いを持たれるほか、料理のテークアウト需要の高まりが食中毒の頻発につながりかねない。

  • 夏に注意が必要な食中毒は「『O(オー)157』に代表される腸管出血性大腸菌とカンピロバクター菌などの細菌による食中毒」。
  • 基本的には、これらの細菌に汚染された食べ物を口にし、腸内で細菌が増殖して毒素を放出、下痢だけでなく腸管内の出血による血便や発熱などを引き起こすのが発病のメカニズム。
  • しかし、腸管出血性大腸菌の場合は「少ない菌量でも体内に入れば発病させてしまうほど感染力は強い」と聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)感染制御部部長の竹村教授は警戒を呼び掛ける。
  • さらに、「食べ物だけでなく、患者の排せつ物内の菌がトイレなどにある洗面台の蛇口やドアノブに付着、これを触った手を介して口に入って感染した事例、シーツや下着に付着した菌が洗濯を介して拡大してしまった事例もある」と注意を喚起する。
  • 医療機関を受診する際に腹痛や下痢、嘔吐(おうと)など消化器症状だけなら「食中毒の疑い」として対応してもらえる。しかし、「発熱」があると発熱外来などに回される可能性がある。

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