マダニ感染症の謎を追う
森林や草地などにいるマダニが媒介する感染症、SFTS=重症熱性血小板減少症候群。国内での死亡率は20%にのぼりますが、有効な治療法はありません。ことしは発症者の数が8月6日までに64人と、統計があるここ5年間で最も多くなるなど猛威をふるっています。さらに、ペットの犬や猫、動物園のチーターでも感染が確認されるなど、その影響は私たちの生活圏にまで広がりつつあるようです。SFTSウイルスを持ったマダニは、どこまでどのように広がっているのか、そして対策は。謎の多いSFTSウイルスとマダニの分布について最新の研究成果から迫ります。
- 過去最高ペースの発症者数 致死率は20%。
- ペットの猫にも危険なウイルスを持つマダニがつくのか。NHKでは、全国の動物病院に情報提供を呼びかけ。
- その結果、全国154の動物病院から回答があり、このうち111の病院は、猫にもマダニがつくことがあると回答。
- ペットの猫にマダニがつくことは、かなり頻繁に起きていました。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]