<東京都>納豆菌パワー、感染症を防ぐ
健康志向の高まりや和食ブームを受け、伝統的な発酵食品である納豆の需要が伸びている。今年の消費額は昨年をさらに上回る勢いで、2年連続で過去最高を更新する見通し。いまや大人から子供まで“納豆ファン”が広がってきた。納豆に含まれる納豆菌は、さまざまな感染症予防に役立つという研究成果もこのほど発表され、消費拡大の追い風になりそうだ
- 東かなまち保育園(東京都葛飾区)。冬場の感染症予防に、納豆メニューを給食に取り入れている。
- 園長の山田康司さんは「もともと月に1回は納豆汁や納豆揚げなど納豆料理を出してきた。納豆菌がインフルエンザ予防などに役立つと聞き、納豆そのものもメニューに入れた」と話す。
- 園では感染症予防に加え、食育にも注力。山田さんは「日本の食文化である納豆を出すのは食育の一環でもある。もともと栄養がある食品。さらに感染症予防に役立つならいいことずくめです」と語る。
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