大人に広がる百日ぜき 乳児にうつると重症化の恐れも
出典:時事メディカル – 大人に広がる百日ぜき 乳児にうつると重症化の恐れも
百日ぜき菌に感染して発症し、せきの発作など特有の症状を示す百日ぜき。乳児が感染すると重症化しやすい。近年は大人の感染例が増えており、症状が軽いだけに、気付かないまま感染源になる可能性がある。国立感染症研究所(東京都新宿区)感染症疫学センター第一室の神谷元主任研究官は「せきが長引く場合は、早めに受診してほしい」と呼び掛ける。
- 百日ぜきは、せきが数週間から数カ月続くのが特徴。
- 感染力が非常に強く、つばなどからの飛沫(ひまつ)感染や接触感染などでうつる。
- 近年は大人の感染例が増えて問題となっている。その数を正確に把握するため、厚生労働省は2018年1月から全医療機関に患者の届け出を義務付けた。
- 大人の場合、せきが長引くが、百日ぜき特有のせき発作がないため、気付かないまま感染拡大を招く危険性がある。
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