乾燥する冬は注意!? マスク生活での歯周病悪化を防ぐには?
出典:ウェザーニュース – 乾燥する冬は注意!? マスク生活での歯周病悪化を防ぐには?
新型コロナウイルスがなかなか終息の兆しをみせず、政府の緊急事態宣言の対象都道府県も広がりました。真冬の時季を迎えても、マスクが手放せない日々が続いています。冬場は空気が乾燥し、暖房器具の使用によってさらに口の中やのどが乾燥しやすい時季でもあります。
口内の乾燥は、声がれなどばかりでなく、歯周病の悪化にもつながるといいます。乾燥による歯周病の原因や対策について、恵比寿一丁目 小島デンタルクリニック(東京都渋谷区)の小島将太郎院長に伺いました。
- 「マスクを着用すると呼吸がしづらくなるため、より多くの空気を吸おうと通常の鼻呼吸ではなく口呼吸が増えがちに。
- 口呼吸によって口の中が乾燥すると、唾液(だえき)の作用を受けにくくなる。
- 唾液は、歯の表面についた汚れを洗い流す、酸を中和して口腔内を中性に戻す、歯の再石灰化を促すなどの作用があります。
- 唾液に含まれている『lgA』という抗菌物質は、粘膜の保護を促し、ウイルスなどの病原体の侵入を防いでくれます。
- 唾液が減少・枯渇すると、これらの作用が受けにくくなり、虫歯や歯周病菌の増殖を招く。
- さらには風邪やアレルギー、新型コロナウイルスを含めたウイルス全般の感染リスクも高まります。
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