妊婦の渡航、控えて! ジカ熱が中南米で感染拡大
夏にかけて、蚊の対策を
ジカ熱の主な感染経路は、蚊の媒介によるもの。海外では、性交渉や輸血の可能性も指摘されているが、忽那医師は「極めてまれ」としている。14年に国内で感染者が多発したデング熱と同様に、ヒトスジシマカなどの蚊が、感染者からウイルスを含んだ血を吸い、別の人を刺すことで感染。現在、真夏のブラジルでは蚊の活動が活発で、人口が密集していることから感染が広がっているとみられる。
日本でも蚊が活動する春から夏にかけての対策が、流行阻止の鍵となる。蚊は水たまりに卵を産むため、庭や公園などに雨水がたまる容器を放置しないことが重要。外出時は、肌の露出を控えて長袖の服を着たり、「ディート」という成分入りの虫よけ剤をこまめに肌に塗ったりして刺されないようにする。東京都や名古屋市は春以降、蚊を定期的に採取し、ジカウイルスを持っているかどうかを調べる予定だ。
(細川暁子)
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