代用甘味料 – 歯・口腔の健康シリーズ
砂糖はむし歯のリスク・ファクターのひとつであり、摂取方法によってむし歯の有病状況に影響を与えるため、甘味(砂糖)摂取の総量を減らすこと、あるいはその摂取回数を減らすことが重要です。代用甘味料とは、砂糖の替わりに用いる甘味物質で、糖尿病でも安心して食べられる甘味料、肥満対策に用いる低カロリーのダイエット用甘味料、あるいはむし歯の原因にならない甘味料などを指します。代用甘味料には非糖質甘味料と糖質甘味料があります。非糖質甘味料は天然甘味料と合成甘味料とに分けられ、糖質甘味料は代用糖とも呼ばれ、さらに単糖類・オリゴ糖類・糖アルコール類に分類されます。
砂糖とむし歯
むし歯細菌であるミュータンスレンサ球菌は、主に砂糖を利用して歯やその周りにバイオフィルムを形成します。バイオフィルムは、消毒薬や白血球から細菌を守り、エナメル質を破壊する酸の産生を促進してむし歯の原因となります。歯垢はバイオフィルムの典型例とされています。むし歯予防のためには、バイオフィルムの材料にならないような代用甘味料を利用することが肝要です。
いろいろな代用甘味料
*砂糖の甘味度を1.0とする
**特定保健用食品に使われている甘味料
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