親指や手首に激痛 手指の腱鞘炎「ドケルバン病」
出典:時事メディカル – 親指や手首に激痛 手指の腱鞘炎「ドケルバン病」
手首に激痛が走り、動かすのもつらくなる「ドケルバン病」。元AKB48の川崎希さんが出産後に手の激痛を訴え、この病気と診断された。近年、スマートフォンやパソコンの使い過ぎなどにより発症し、痛みに悩む人が少なくない。JR東京総合病院(東京都渋谷区)整形外科の三浦俊樹部長に、発症原因や治療法などを聞いた。
- 「腱鞘(けんしょう)」とは、指先から手首にかけて、指を曲げたり伸ばしたりする筋肉(腱)を鞘(さや)のように覆っている組織。
- 手指を曲げ伸ばしするときは、トンネル状の腱鞘の中を腱が行ったり来たりする。
- このとき摩擦が生じるが、手を使い過ぎると摩擦の回数が増え、その結果、腱鞘が炎症を起こす。
- これが腱鞘炎で、指の付け根などが痛む「ばね指」と、手首の親指側が痛む「ドケルバン病」がある。
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