<高知県>百日せきが急増 高知県全域で注意報値を超える
百日ぜきが前週比2・9倍に急増。高知県全域で注意報値を超えている。百日ぜき菌が原因で感染力が強く、生後6カ月未満の乳児では無呼吸発作を起こすなど重症化の恐れも。生後3カ月から予防接種が受けられるので、かかりつけ医に相談を。
潜伏期間は1週間~10日程度で、風邪に似た症状で始まり、次第にせきがひどくなる。成人ではあまり熱が出ないので感染症と思わないことが多いが、患者のせきなどに含まれる菌を吸い込むことで感染するため、せきエチケットを心掛けて。
百日咳(ひゃくにちせき) – 学校で予防すべき感染症シリーズ
百日咳(ひゃくにちせき)は、コンコンと連続してせき込んだあと、ヒューという笛を吹くような音を立てて急いで息を吸うような特有のせき発作が特徴で、長期にわたって症状が続きます。 生後3か月未満の乳児では呼吸ができなくなる発作( 無呼吸発作)や脳症などの合併症が起こりやすく、命に関わることもあります。乳幼児に多い感染症ですが、思春期や成人の発症も増加し、2007年には全国各地で集団感染が発生しています。
夏型感染症が増えている。ヘルパンギーナは中央東、中央西、高知市で増え、中央東、中央西で注意報値を超えている。手足口病は中央西以外で増加している。
伝染性紅斑(リンゴ病)は高知市、中央西で増加し、安芸では2週連続で注意報値を超えている。
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