梅毒患者が急増、1999年以降最多に
性感染症の「梅毒」の患者が急増していて、今年の患者数が1999年以降、年間の数で過去最多になったことが分かりました。
「梅毒」は「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し初期には、しこりやただれなどの症状が出るほか、妊婦の場合、胎盤を通じて胎児に感染し、死産や重い後遺症を引き起こすおそれがあります。
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国立感染症研究所によりますと、先月28日までに報告された今年の患者の数は2778人で、いまの届出方式になった1999年以降の年間の数で過去最多となりました。都道府県別では東京が1098人と最も多く、次いで、大阪が362人、神奈川が168人となっています。
厚労省は「コンドームを適切に使用して、症状が出たら早期に治療してほしい」と呼びかけています。(06日12:54)
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