<沖縄県>沖縄でまた集団感染 結核に北部保健所管内17人
沖縄県健康長寿課は28日、北部保健所管内で肺結核を発病した40代女性から、計16人が感染し、うち2人が発病する集団感染が発生したと発表した。女性は通院治療中。発病者は全員、結核菌を排出しておらず、周囲に感染させる恐れはないという。
県によると、女性は2014年10月に医療機関に受診した際、胸部エックス線検査で異常が確認されたが菌は検出されなかった。16年5月に悪寒や高熱で再受診した際、胸部の異常陰影ともに、たんの検査で肺結核と診断され、入院した。
女性が接触した144人が健診を受けた結果、家族4人を含む計14人の感染と2人の発病が分かった。
今年に入り沖縄県内で発生した集団感染はこれで2件目。今月20日に那覇市内の日本語学校に通う留学生らが結核に集団感染。最初に症状が出た外国人の女子学生を含む計10人が感染した。
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