子供の睡眠時間、足りてる?―米国睡眠医学会から指針
睡眠時間が長すぎることも健康に悪影響を及ぼす可能性がある
同学会は「日常的に上記の睡眠時間を確保することで、注意力や行動、学習、記憶、情動のコントロールなどが改善し、精神面だけでなく身体的にも健康状態が良くなる」と説明。また、中高生を中心とした10歳代における睡眠不足は、自傷行為や自殺念慮といったリスクを高めるとの研究結果も報告されていると紹介している。
ただし、睡眠不足だけでなく、睡眠時間が長すぎることも健康に悪影響を及ぼす可能性がある。指針には、「睡眠時間が推奨時間よりも長い場合にも、高血圧や糖尿病、肥満、メンタルヘルスの問題を抱えるリスクを高める可能性がある」と記されている。さらに、同学会では「自分の子供の睡眠時間が短過ぎる、あるいは長過ぎると感じている親は、医師に相談すべき」と呼びかけている。
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