<青森県>ウミガメ、園児の前で健康診断
青森県八戸市水産科学館マリエントは28日、飼育しているアオウミガメ「げんき」の健康診断を行った。市内の幼稚園、保育園児が見守る中、甲羅の長さを測って、昨年より1.8センチ伸び51.2センチになったことを確認。園児らはげんきの甲羅をブラシで磨き、さらなる成長を願った。
市内4カ所の園児約140人が同館を訪れ、スタッフがげんきの体を測る様子を真剣な表情で見つめた。体重は1.7キロ増の18.86キロに成長。園児らは甲羅を磨いたりなでたりして「つるつるだ」などと歓声を上げた。
「げんきはかわいかった。元気に泳いでほしいな」とイメルダ幼稚園年中組の近藤慶仁ちゃん。ファチマ幼稚園年長組の宮崎泰芽ちゃんは「甲羅磨きが楽しかったです。去年より大きくなっているのが分かりました」と話した。
げんきは2012年、八戸沖の定置網にかかり、同館に寄贈された。同時期に捕獲された「みらい」と共に、来場者の目を楽しませている。みらいの健康診断は7月1日に一般公開して行う予定。
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