小頭症…ジカ熱だけじゃない 専門家指摘 妊婦の感染症にご注意
胎児の小頭症を引き起こす感染症
小島氏によると、胎児の小頭症を引き起こす感染症としては、
- サイトメガロウイルス感染症
- 風疹
- トキソプラズマ感染症
がある。サイトメガロウイルスは感染者の唾液や尿などに触れることで感染し、乳幼児が多くかかるが、感染してもほとんど症状がない。1980年代には成人の95%が幼少期に感染するなどして抗体を持っていたが、現在は7割程度に下がっているとされる。 妊娠中の女性が初めて感染して胎児が発症した場合、そのうち約半数が小頭症になるとされる。小島氏は「子供の食べ残しを、妊娠中の母親が食べることで胎児にうつることがある」と指摘。ワクチンや治療薬はないため、妊娠中は上の子供の鼻をかませたりおむつ替えをしたりした後は手洗いが重要だ。
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