<徳島県>初ガツオ販売に異変 徳島県内アニサキス食中毒受け
出典:徳島新聞 – 初ガツオ販売に異変 徳島県内アニサキス食中毒受け
初夏の味覚「初ガツオ」が旬を迎える中、徳島県内の量販店の鮮魚売り場では今シーズン、異変が起きている。寄生虫「アニサキス」による食中毒被害を懸念して生カツオの販売を控える店と、安全確認を徹底するなどして提供を続ける店に対応が二分。消費者も加熱、冷凍などの予防方法を理解する必要がありそうだ
- 県内では5月、鳴門市の量販店で購入したカツオの刺し身を食べた男性が、アニサキスによる食中毒を発症。
- 県安全衛生課は魚介類を扱う事業者に注意を呼び掛け、ホームページに警告文を載せた。
- 刺し身など生カツオを使った商品の販売を停止し、代わりに火を通した「たたき」や冷凍物を増やした。
- 厚生労働省の食中毒統計によると、アニサキスによる食中毒の発生は2015年の127件、16年の124件から、17年は230件に急増。
- 原因は不明だが、同省は「アニサキスに対する認知度が高まったためかもしれない」とする。
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