はやり目・夏風邪・プール熱… 夏によく聞く病気は同じウイルスが原因だった
出典:ウェザーニュース – はやり目・夏風邪・プール熱…夏によく聞く病気は同じウイルスが原因だった
「はやり目」(流行性角結膜炎)の流行が5月初旬以来続いています。また、夏にひく「夏風邪」や子どもの病気の「プール熱」(咽頭結膜熱)に感染する人も増えています。「はやり目」の流行が大いに関係しているというのです。
- はやり目は感染力が強いアデノウイルスによる感染症ですが、アデノウイルスにはいろいろなタイプがあり、夏風邪やプール熱の原因ウイルスにもなります。
- はやり目が流行していると、夏風邪やプール熱も流行する恐れがある。
- 夏風邪(上気道炎・気管支炎)は、発熱、鼻水、咳、ノドの痛みなどの風邪症状が出ますが、インフルエンザ(40℃前後の高熱)ほど症状が重くはなりません。
- プール熱は、かつてプールの水を介して人から人へ感染が拡大することが多いので名付けられました。症状は、ノドの痛み、目の充血、頭痛、食欲不振が1週間ほど続きます。
- このように、アデノウイルスはタイプによって、また患者さんによって、はやり目のように結膜炎症状が強く出たり、ノドの痛み(咽頭炎症状)、咳や発熱などの風邪症状、胃腸症状が強く出たりします。
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